2025年の定期検査を終え、担当医から「私は全摘をすすめます」と言われた頃、偶然にも私の周りで婦人科の手術を受ける友人が続きました。
一人は子宮筋腫で、子宮・卵管・卵巣すべてを摘出。 一人は異形成で、卵巣を残して子宮(おそらく卵管も)を全摘。 他にも、子宮全摘ではないものの婦人科系やそのほかの手術をした友人も。
まるで示し合わせたかのように、立て続けに手術の話が舞い込んできました。
そのとき私はふと思ったのです。
「そういう年なんだな。みんな何かしら体の節目を迎える時期なんだ。」
そして同時に、心の奥でこんな気持ちが芽生えました。
「一つ心配事がなくなると思えば、この流れに乗って私も受けてしまおうかな。」
「ほっといたところで良くなるわけじゃないし、いずれ受けるなら一つでも若いうちのほうが回復力もあるよね。」
ずっと決め手がなく迷っていたのに、周りの出来事が背中を押してくれたような気がしました。
🩺 2026年3月、定期検査でついに決断を伝える
そして迎えた2026年3月の定期検査の日。 診察室で担当医にこう伝えました。
「手術を受けようと思っています。でもやっぱり怖くて……とりあえず今年の検査をして、2週間後の結果を聞きに来るときまでに決めてきます。」
担当医は落ち着いた表情でうなずき、 「わかりました。ちなみに今の時期に予約を入れるなら、手術は最短で7月中旬ごろになります」と教えてくれました。
その日はいつもの痛い細胞採取の検査を受け、帰宅しました。
🏠 夫への相談:転勤族の現実と、手術後の生活の不安
家に戻って、まず夫に相談しました。
- 手術を受けようと思っていること
- 入院は4泊5日になること
- 退院後1か月は安静が必要で、仕事をしている人なら1か月休むよう勧められること
- 術後どれくらい動けるようになるかは個人差があり、家事ができるかどうかも不明であること
さらに、私たちは転勤族で、両家の実家も遠く、頼れる友人も近くにいません。 夫の仕事も忙しく、出張が多い時期だったため、手術の日程は夫の予定と重ならないよう慎重に決める必要がありました。
担当医から聞いた「手術日は最短で7月中旬」という話を夫に伝えると、 夫の仕事の予定とも重ならないとのことで、7月に受ける方向で話がまとまりました。
暑い時期の手術はどうなのだろうと少し不安もありましたが、 私の通院している病院は冬になると感染症対策で面会ができない病院なので、 「夏にしてよかったのかもしれない」と思うようになりました。
🌙 決断へ向かう気持ちの変化
担当医から「全摘をすすめます」と言われたときは、正直まだ迷いがありました。 でも、周りの友人たちの手術、毎年続く痛い検査、 そして「不安を抱えながら永遠に検査を続ける」という現実を考えると、 少しずつ気持ちが固まっていきました。
体調が悪くなるたびに 「もしかしたらあの嚢胞が原因なのでは?」 と考えてしまうのも嫌だったし、 毎年の検査で「うまく採取できませんでした」と言われるたびに、 心がざわつくのももう終わりにしたいと思いました。
そして何より、 「いずれ受けるなら、少しでも若いうちに」 という考えが、私の背中をそっと押してくれました。
こうして私は、長く迷い続けた子宮全摘という選択に向けて、 一歩を踏み出すことにしたのです。


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