✏️ 手術を決意するまでのこと①:体調不良と初めて聞く言葉

入院・手術

2018年、夫の転勤で新しい土地に引っ越し、ようやく就職して3日目の夜のことでした。 寝ようと横になった瞬間、太ももの裏に鋭い痛みが走り、どうしても体勢を変えられなくなりました。 横になることができず、痛みで眠ることもできず、結局その夜は机に突っ伏したまま一晩を過ごしました。

翌朝、迷わず整形外科へ。 医師からは「ヘルニアによる坐骨神経痛かもしれない」と言われ、大きい病院でMRIを撮るようにとの指示。 突然の痛みと慣れない土地での不安、就職したばかりなのに職場にも迷惑をかけてしまう罪悪感が重なり、気持ちの余裕はほとんどありませんでした。

MRIの結果は、腰の状態については「少し狭いところはあるけれど、そこまでひどくはない。炎症が引くのを待ちましょう」という診断。 安心したような、原因がはっきりしないままのような、複雑な気持ちでした。

ただ、その結果の紙に見慣れない文字がありました。

「ナボット嚢胞疑い」

それが、その名前に初めて出会った瞬間でした。 腰の検査で見つかった、まったく別の領域の言葉。 整形外科の先生に聞くと「ここじゃ分からないので婦人科で見てもらって」といった感じ。

ただ当時の私は病院に行く習慣がほとんどなく、 「とりあえず腰が治って仕事に行ければいいや」 と深刻に受け止めることなく流してしまいました。

その後、2〜3年が過ぎ、世間はコロナ禍へ。 私もまた夫の転勤で別の土地に移り住んでいました。 その頃から、少しずつ体の不調を感じるようになりました。

胃の痛みやむかつき、動悸、頻繁に起こる頭痛、ふわっとするめまい、そして夜に眠れなくなる日々。 「なんだかおかしい」と思い、症状に合わせて内科、脳神経外科、耳鼻科など、いろいろな病院を受診しました。

検査もたくさんしましたが、どれも「特に異常なし」。 原因が分からないまま不調だけが続くのは、思っていた以上に不安でした。

最終的には「自律神経の乱れでは」とのことで、漢方薬を飲むことに。 胃については以前から不調があり、胃カメラも何度か受けていましたが、こちらも特に大きな異常はなし。 ただ、過去にピロリ菌を除去していたこともあり、通常より胃液が多い状態とのこと。 胃の不調は自律神経やストレスが影響する「機能性ディスペプシア」と診断されました。

原因がはっきりしないまま続く体調不良。 40代だし、だんだんそうなってくるよねーと友人とも話していました。

✏️ 手術を決意するまでのこと②:ずっと頭の片隅にあった言葉と、向き合う覚悟はこちら

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