✏️ 診断結果を聞きに行った日のこと:安心と衝撃が同時に押し寄せた瞬間

入院・手術

手術からしばらくして、結果を聞きに病院へ向かいました。 あの日の痛みや不安を思い出しながら診察室に入ると、医師からまず伝えられたのは「採取した細胞からは悪性と思われるものは出なかった」という言葉でした。

その瞬間、胸の奥がふっと軽くなるような感覚がありました。 「これで大丈夫なんだ」 そう思い、心からほっとしました。長い間続いていた不安がようやく少し晴れたような気がしました。

しかし、その次に医師が口にした言葉は、まったく予想していないものでした。

「採取した部分からは悪性のものは出ていません。画像から総合的に判断しても、ナボット嚢胞である可能性は高いです。ただ、あなたの場合は腫瘤がたくさんあって、それらすべてを取って調べたわけではないので断定はできません。今回たまたま採取した場所に悪性がなかっただけで、奥のほうにある腫瘤に悪性のものがある可能性はあります。」

安心した直後に突きつけられた「断定はできない」という現実。 胸の奥がざわざわと波立ち、何とも言えないもやもやが広がりました。

さらに医師は続けました。

「ただ、今回の不正出血とは関係ないと考えます。その時の体調やホルモンバランスの乱れで、一時的に起きた可能性が高いです。」

不正出血の原因もはっきりしないまま。
腫瘤についても「悪性ではない可能性が高いが、断定はできない」。
どちらも曖昧で、心が落ち着く場所が見つからないような気持ちでした。

私は思い切って聞きました。

「では、どうしたらいいのでしょうか?悪性に変化する可能性もあるんですよね。」

すると医師は淡々とした口調でこう答えました。

「はっきりさせたいのであれば、子宮を全摘手術して細胞を全部調べるしかありません。どうされますか?」

突然の「子宮全摘」という言葉。
頭が真っ白になり、何も答えられませんでした。 悪性が出なかったはずなのに、どうしてこんな話になるのか。 安心したはずなのに、なぜこんなにショックを受けているのか。 自分でも気持ちの整理がつきませんでした。

さらに医師は続けました。

「もし全摘されないのであれば、こちらでできることはもうありません。」

突き放されたような感覚がありました。
大きな病院での検査を終えたばかりなのに、突然「もうできることはない」と言われたことが、胸に重くのしかかりました。

実はその頃、夫の転勤の話がまた出ていました。
このままここで全摘手術を決断するのか、それとも別の選択肢があるのか。 すぐには答えが出せず、まずは自分でも調べてみることにしました。

そして、転勤先でセカンドオピニオンを受ける意味も含めて、紹介状を書いてもらうことにしました。 不安は残ったままですが、少しでも納得できる道を選びたいと思ったのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました